中古マンション購入のポイント Ⅰ

中古マンション購入のポイント Ⅰ
不動産
中古マンションを購入しようと考えている皆さま、不動産は金額の大きい買い物のため、計画的に購入したいですね。
ということで今回は、中古マンションに限定して、購入のポイントを一緒に考えていきましょう。

目的を明確に!!

不動産を購入する目的は大切です。用途が違えば購入する不動産も当然異なります。

① 純粋な住宅購入として検討
② 資産運用として検討
③ 上記2点のハイブリット型

簡単にまとめると3つほどになると思います。
今回は①と③について考えていきましょう。
 

えっ!新しい住まいと資産形成??

中古マンションをご自分の住宅として利用する方、購入のポイントは、どのエリアに、どの規模の、どの程度の予算で、などが考えられますね。

「エリア」は大切です。新築マンションですと、各市町村でよくて1~2件程度物件があればいいほうです。しかも、完成時期は希望入居時期とは別の場合がほとんどです。しかも高い!!
→ 中古マンションならは選択できるエリアが大きく広がる。

続いて、「どの規模の」とありますが、これも上記同様、新築マンションですと、標準仕様が基準となってしまいますが、中古マンションなら2LDK、3LDK、など個人からファミリーまで選択の幅が広がります。中古+リノベの選択なら、面積だけ確保すれば、間取りは自由に選ぶことができますよ。
→ 中古マンションなら規模の自由度は大きく広がり、リノベーションをすれば間取りも自由にできる。

最後に、「どの程度の予算」とありますが、不動産購入のポイントですが、物件購入価格に5~8%程度別途予算を見る必要があります。(一般的に諸経費と呼ばれるもの)それらを考慮して、物件選定を行います。多くの方は住宅ローンを組みますので、どの程度借りることができるか事前に把握することも大切です。月々に支払える範囲で予算を組み、予算内で購入することになります。新築ですと標準グレードにオプションを加えていくとみるみる予算が膨らみ、最終的に、標準仕様しか選択肢になりません。
→ 中古+リノベはどうでしょう。新築より1,000万以上安く、標準仕様以上で、好きな内装、好みのキッチンなど、オンリーワンの注文住宅を手に入れることができます。予算が新築に届きそうにない場合は、迷わず中古マンションを検討してはどうでしょうか?


中古マンションの副産物って??

自分が住むために購入するのが前提ですが、このグローバルな世界で、同じ日常がこれからも永続的に続く保証はありません。転職、転勤、海外勤務など可能性を考えればなにも選択できなくなってしまいますね。そこで、資産運用という面を考慮して、不動産を購入する考えも大切です。購入したマンションが終の棲家にならなかった場合、選択肢としては売却か賃貸運用を選ばなければいけません。

売却については、これからの人口減少社会を考えると、コンパクトシティの考え方が必須です。無尽蔵に広がる上下水道管、各種ライフライン、その維持費を支払うだけで、財政破綻へ一直線です。20年後、30年後、を考えると、できるだけ街の中心に住居を持つことが大切だと、私は考えます。それに加えて、名鉄、JRの主要駅が近いと非常に安心できます。郊外物件は資産運用を考慮すると必ず問題があります。また、防災マップの確認も最低限しておきましょう。賃貸も同様です、人が減る以上、売却できる物件なら客付けも容易に行うことができると思います。

これらの資産価値を私は、中古マンション購入の副産物であると考えています。または、保険と考えていいと思います。
 

ここ重要、最後に一言・・・

中古マンション購入のポイント Ⅰ
中古マンション+資産運用を考えると駅近、街の中心の2点が大切だと思いますが、住居オンリーに重きを置けば、多少妥協してもいいと思います。しかし、極端な郊外はやめましょう、(といってもマンションは郊外にあまりないと思いますが・・・)特に、農地転用が積極的に進み、住宅が乱立することが、どれほど財政負担になるか考えている方はあまりにも少ない。田んぼの真ん中に家があれば、その家のためだけに、上下水道、電気、ガスを引きますか?箱モノと一緒で、その後もメンテナンスの費用が発生することになります。

話を戻しますが、住居+資産運用のハイブリット購入も考慮して、お住まいを探してはいかがでしょうか。
 

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