中古リノベに役立つ情報を随時公開!
みなさん、こんにちは!
私たちに中古マンションや戸建てのリノベーションをご依頼していただく中で、「和」の要素をどこかに取り入れたい!というご要望は意外と多いんです。ですが、一口に「和」といっても、そのスタイルや表現方法はさまざま。旅館のような本格的な和風建築もあれば、現代の暮らしに寄り添った「和モダン」スタイルもあります。また、リビングに畳コーナーが欲しい!というちょこっと「和」のご要望もあります。
前々回のコラムでは、私たちのモデルルームで旅館のような「和」のリノベーションをした事例をご紹介しましたが、今回ご紹介するのは、リクシルの「キナリモダン」シリーズを取り入れた、現代的でありながらどこか懐かしさを感じる“新しい和の住まい”です!
中古マンションで和の極み?前々回のコラムはこちらから!
上記の物件はリノベ不動産の全国コンテストで受賞も果たしましたが、今回はそれとはまた異なる、新しい「和」のかたちをご紹介します!
Contents
やわらかくて、どこか懐かしい。新しい“和”のかたち
「和の空間って落ち着くけど、ちょっと古くさく感じることも…」
そんな声にぴったり応えてくれるのが、リクシルの建具「キナリモダン」シリーズです。
“きなり”とは、漂白していない自然なままの色のこと。キナリモダンシリーズでは、そのやわらかくて自然体な雰囲気を大切に、今の暮らしにちょうどいいモダンな“和”のデザインが揃っています。木のぬくもりや落ち着いた色合いで、ほっとできる空間がつくれるのが魅力です。
かっちりしすぎない、でもどこか和の心が感じられる——そんなバランスが絶妙なこのシリーズは、ナチュラルテイストやシンプルなインテリアとも相性◎。リノベーションで「和」を取り入れたいけど、重くならないようにしたい…という方にもおすすめです。
リクシルのキナリモダンシリーズはこちらから!
LIXIL | リビング・寝室・居室 | ラシッサD キナリモダン
では、実際キナリモダンを使ったお部屋をご紹介します!
実は、数年前に1年間ほどモデルルームとしても使っておりました。このお部屋については、私たちだけはなくリクシルにモデルルームとしても使っていたんです。
当時、東京からリクシルのデザイナーさんも来ていただき、インスタなどでプロモ―ションもしていました!
その時のインスタライブはこちら!
この投稿をInstagramで見る
ここからは、仕様したキナリモダンシリーズの商品をご紹介します!
まずはリビングから!
リビング扉はキナリモダンシリーズの格子デザイン引き戸。
マンションでは難しい開口をリノベで大きくし、廊下にまで光が入るように設計しています。
次にリビングに接したもともと和室の部分を、リビングと一体的なつくりにリノベーション。
とはいえ、完全なリビングというより、少し区切るようなスペースにしたかったので、キナリモダンの「インテリア格子」を採用しました!
畳はジュースをこぼしても安心な、樹脂製のアクセント畳。グレージュカラーでキナリモダンシリーズにあいます。
また、浮いているようなつくりは、デザイナーの鎌田こだわりの空間です。関節照明を仕込んで、リビングに空間的な立体感をもたらしています!
マンションは基本、平面なので立体感が出づらいです。もちろん、段差がないという部分ではマンションにはメリットもあります。
照明を消して、間接照明とペンダント照明だけにすると、自分だけの落ち着いた空間に。
キナリモダンでは、日本の伝統色もモチーフにしています。
例えば、こちらのドアは着物に使われる「絹鼠」という色をイメージした上品で落ち着きのある淡灰色を表現。
また、壁のマグネットボードはソフトモーブというカラーですが、江戸時代、梅を染料として染められた梅鼠のほんのり赤みのあるグレーをイメージしているようです。
和のリノベーションというと、「古さを残す」「和室をそのまま活かす」といった印象を持たれる方も多いかもしれません。しかし私たちホームタウンが目指すのは、住まい手の暮らしに寄り添った“今の和”をつくることです。
今回のリノベーションでは、伝統的な和室の形式にはこだわらず、間接照明や開放的なリビング設計など、現代のライフスタイルに合わせた設計を心がけました。それでも、どこかに“和”の空気を感じられる。それは素材の選び方や、余白を大切にした空間設計、そしてなによりも「心を落ち着かせる場」としての和の住まいを表現しました。
私たち中一不動産は、リノベーションを通して“暮らし方の提案”を大切にしています!
豊明にモデルルームのように、純和風なリノベーションもあれば、キナリモダンシリーズを用いたやわらかくモダンな和のリノベーションもあります。
ただ、大切にしてるのはデザインではなく、その先の暮らしやすさです。
デザインだけを追い求めたお家はもちろんかっこいいけども、暮らしやすさとはやはりズレもでてきます。
例えば、こちらの和畳スペースは、お母さんが遊びに来た時のためのスペースとして縁側のような部屋にしたいという要望からつくりました。
私たちは、お客様はそれぞれの生活にあった「和」を提案することを心掛けています。
部屋全体を「和」にしたい!
少しだけで良いから安らげる和の雰囲気を入れたい!
お気に入りの箪笥を置くスペースが欲しい!
など、それぞれの「和」のためのご提案をいたします!
リクシルのホームページでも私たちの事例が掲載されておりますので、気になる方は是非ご覧ください!
【マンションリノベ事例】回遊動線で住みやすく 家族がリラックスして過ごせる癒しの家|LIXIL | Living Deli(リビングデリ)インテリアをもっと自由に